将棋ウォーズで対局をしていて4六銀左急戦の手順になり、
ド忘れしていたので再確認してみました。

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20140205_鷺宮定跡30手_1

先手の居飛車が▲4六銀から▲3五歩と仕掛けた手に対して
振り飛車の常套手段、攻められた筋に飛車を振る
定跡通り△3二飛車とした局面です。


20140205_鷺宮定跡33手_2

ここで▲2四歩と突き捨てるのが居飛車の工夫。

▲2四歩に代えて、▲3八飛としたとします。

以下、
△4五歩、▲3三角成、△同飛、▲8八角、
△4六歩、▲3三角成、△同桂、▲3四飛、
△4三金
と進み参考図へ。

【参考図】

20140205_鷺宮定跡42手_参考

この局面は振り飛車優勢です、
飛車の逃げ場所が難しいです。

以下一例を上げると、
▲3六飛、△4四角、▲7七銀、▲2七角、
▲3七飛、4五角成、▲4一飛、△5二銀
として振り飛車が盤面を制圧している感じです。

この時に▲2四歩の突き捨てが入って入れば、
▲2四飛とできます。

上記の▲2四歩の意味は、これが狙いです。

20140205_鷺宮定跡35手_3

▲2四歩、△同歩、▲3八飛と進んだ局面です。
居飛車は参考図の展開と同じように進めます。


20140205_鷺宮定跡36手_4

△3七歩が振り飛車工夫の一手です。

以下、
▲同飛、△4五歩、▲3三角成、△同飛、
▲8八角と同じように進めます。


20140205_鷺宮定跡41手_5

次の手も△3七歩から継続の振り飛車工夫の一手です。


20140205_鷺宮定跡42手_6

△3六歩!です。

狙いは手順を進めれば分かります。

以下、
▲同飛、△4五歩、▲3三角成、△同飛、
▲8八角、△4六歩、▲3三角成、△4五銀!
と進み下図へ。


20140205_鷺宮定跡46手_7

この△4五銀を初めて知ったときは、
ビックリしました(笑)

△4五銀として飛車取になるのが、
△3七歩と△3六歩の意味です。

以下、
▲3五飛、△3三桂、▲同飛成、△5六銀
と進み下図へ。


20140205_鷺宮定跡50手_8

この局面は振り飛車指せます。

次に△5五角の狙いがあります。

△3七歩と△3六歩のタイミングも
大切なところです。

△3七歩、同飛と取らせることによって、
先手が▲8八角に変えて、▲5七銀と引いた場合、
△2八角という手を見せています。(参考図2)

また、△3六歩を△4五歩の前に叩くのもポイントです。

仮に▲8八角~▲3三角成の瞬間に△3六歩とすると
飛車取りに構わず▲3四馬とされて居飛車指せます。(参考図3)
次に▲4一飛として、▲5二馬から▲7一銀の早い寄せがあります。


【参考図2】【参考図3】
20140205_鷺宮定跡42手_参考2

20140205_鷺宮定跡45手_参考3

所持している本の渡辺明二冠の著書、
四間飛車破り【急戦編】」を参考にしました。

本記事の内容を詳しく解説しており、
他には棒銀や4五歩早仕掛けが
詳しく解説されています。

良書として評判の良い著書です。

また同時期に発売された続編として、
四間飛車破り 【居飛車穴熊編】」があります。

どちらも終盤まで解説されている変化も
多くとても参考になります。