今日は相振り飛車封じのちょっとした小ネタをご紹介します。
私がこの手を知ったのはアマ強豪の早咲さんの
棋譜を見て知りました。

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※先後逆にしております。

相振り飛車封じ1

初手から
▲7六歩、△3四歩、▲6六歩、△3二飛、
▲6八銀、△3五歩、▲6七銀、△3六歩、
▲同歩、△同飛、▲3七歩、△3四飛、
▲7七角と進んだ局面です。

この局面で普通に△4二銀や△6二玉なども
普通の手ですが、面白い一手があります。


相振り飛車封じ2

△2四飛!です。

狙いは単純で▲8八飛とさせないようにしてます。

この場合の私の経験上の相手の対応は、

①振り飛車をあきらめて居飛車にする

②▲2六銀型を作ってから振り飛車にする

③▲2七銀型を作って振り飛車にする
というパターンが多いです。

実際のところ、△2四飛が良い手かどうかはわかりませんが、
相手に時間を使わせたり、振り飛車を諦めさせることができて
心理的に有利に戦えると思います(笑)

この局面になれば是非一度お試しください^^

戻って、▲3七歩の場面では▲8八飛ならこの筋はありませんでした。

実際のところ▲3七歩と打つ手は矢倉にする含みもなくなり、
損な手なのでなかなかこの局面も現れませんけどね^^;

最近、久々に何度か登場したのでご紹介させていただきました。