今回は私がよく棋譜で勉強させてもらっている
かなけんさんの実戦譜から次の1手問題です。

スポンサードリンク



3_1.gif
先手のかなけんさんの手番です。

次の1手は何だったでしょうか?

今回は比較的簡単かもしれません。

こういうのを実戦で確実に指せるようになるのが
上達の一歩だと思います。

是非、考えてみてください。





3_2.gif
正解は▲3四桂です。

玉と竜が斜めのラインに入ってるので、
この手が厳しいです。

実戦は△7一金と打ちましたが、
▲3四桂に対して△同歩とすると、
▲3一竜があります。(参考図へ)

【参考図】
3_3.gif
△同銀は▲5五角が王手竜取りになります。
そのため、後手は△同銀の前に△4九竜と切り、

以下、
▲2二竜、△4九銀と進み参考図2へ。

【参考図2】
3_4.gif
これははっきり先手優勢ですね。
玉型に差があり、次に▲5五角が厳しいです。

また、▲3一竜のところでは単に
▲5五角と打つ手もあります。

竜が逃げると▲3一竜があります。

こちらの方が勝るかもしれません。
比較は難しいです。